庭について
「食べられる庭」のススメ
偉大な植物の力
野菜とハーブの庭は、畑とは違い、マンションのプランターなどでも気軽に楽しむことができます。 本来ある自然の姿を自分の庭で表現することで、食物連鎖で成り立つ自然界とふれあうことができます。
▽農薬や科学肥料を使わない工夫
▽ゴミを減らし、野菜をおいしく育てる工夫
植物を組み合わせて植えた時にお互いによく影響しあう植物のことです。 大根、人参とマリーゴールド、トマトとバジル、ネギ類とバラ・・・など、害虫を予防し育成を促します。
一緒に植えるものをうまく組み合わせるによって、農薬や化学肥料を減らせる工夫ができます。
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コンパニオンプランツと忌避植物
○病害虫から守り、生育を促す組み合わせ
○互いの生育を促す組み合わせ
マリーゴールド
トマト、ジャガイモ、 マメ類、バラ
ネギ類
バラ
チャイブ
リンゴ、バラ
ナスタチウム
キャベツ、キュウリ、トマト、 ラディッシュ、果樹
ローズマリー
キャベツ、マメ類、 ニンジン、セージ
ルー
バラ、ラズベリー
バジル
トマト
※ネギ類は全般に病害虫の繁殖を抑制。
ボリジ
イチゴ、トマト、カボチャ
ラベンダー
タイム
ただし、バジルとルーのように相性が悪いものもあるので注意しましょう。
庭の剪定した木の枝や、取った雑草をゴミとせずに、どんどん詰めて置いておきます。
すると一年分のいい堆肥になり、庭と暮らしに還元されます。
生ゴミで堆肥を
生ゴミを自家処理すればゴミの量は40%も減り、ダイオキシンの減少にもつながります。
有機質をすべて土に返すことが、エコガーデンの基本です。
1.米松など丈夫な板と木材を使い、1辺約90cm以上の底のない箱を造る。 2.箱は風通しのよい日陰に設置し、雨を避けられるようにふたか屋根を造る。 3.地中に30cmほど埋めれば完成。
1.土の上に大きめの枝を重ねておきます。これは底のほうの原料が空気に少しは触れるようにするためです。 2.次に枯葉、雑草などをドサドサ入れます。もう少していねいに肥料分もきかせた堆肥をつくりたければオカラ、油粕などをふりまいて、ほかの材料とよく混ぜ合わせます。比率は枯葉などが7に対して栄養物が3です。 3.積み上がったら、水をたっぷりかけて上にのってドスドスピョンピョン踏みつけます。かさが減ったらまた上に材料を重ねてもOKです。 4.最後にシートをかけて重石をしておきます。暖かい気候条件だと70度ぐらいまで温まります。あまり温度が上がると微生物が死んでしまうので、三日目ぐらいにシートをのけて、温度が上がらないようにします。 5.あとは様子をみて、下のほうが土っぽくなってきたら上と下をひっくり返します。これを「切り返し」といいます。 ※夏だと3ヶ月~6ヶ月、寒い気候だと1年ぐらいで、黒くしっとりと、ほくほくした堆肥ができます。
植物には水道水より雨水を!
雨樋の水をそのまま流してしまうのはもったいない! そこで、水瓶に溜めたておいたり、小さな池に土管で水を流して溜めておいてもGOOD。植物への水やりに使えます。 もしかすると、その水溜りにとんぼがやってきて自分だけのビオトープが出来るかも。
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