川越の町屋スタイルとアジアンテイストを融合した家つくりを行いました。

蔵造りの街並みで有名な小江戸川越ということで、川越の町屋の伝統的なスタイルに、アジアンテイストを融合した外観としています。

構造は新伝統木構法の新しい試みで、１０５ｍｍ角の柱を９００ｍｍピッチで立て、間伐材などの小径木を約８００ｍｍピッチで格子状に組んで壁を構成しています。

壁には漆喰塗りを施し、外には縦材、中には横材が現れています。

構成としては大きなコの字型となっており、１階の通りに面した部分はパン工房と店舗、奥はパン教室スペース、２つの空間の間には、２階の自邸に繋がる大戸のくぐり戸がついています。

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川越の古い家屋に使用された塀や大家石も再利用し、梁には古材を使用、建具には小さなステンドグラスをはめ込み、エコロジカルでおしゃれな建物となりました。

川越の町にとけこむ新しい感覚の町屋スタイルを提案

新伝統木構法・格子組壁構造

構造は新伝統木構法の新しい試みで、間伐材などの小径木を格子に組んで壁を構成しています。

エコロジカルな材料

使用する木材は間伐材とし、川越の古い家屋に使用された塀や大谷石も再利用しました。
また、梁などには古材を用い、インテリアとしても有効的に利用しました。