千葉県 北国分子育てコミュニティセンターさかえ第二風の谷保育園
コンセプト
工事記録
掲載記事
自然素材「木」を使った建物は・・
ぬくもりがあります
(手足にやさしい肌ざわり、本物の素材、あたたかい空間)
やすらぎがあります
(新鮮で安全な空気、のびのびとした空間、木の持ち味)
新伝統木構法でつくります
・乳幼児の生活する場として、有害な物質を含む建材を排除します。自然の木が持つ芳香物質が、アレルギーや過敏性の子供への対応に留まらず、子供のいのちの安定に大きな作用を持っています。
・木造建築と自然との関係性は、人を育てる建築です。身体の発育の促進、精神的成長の助長、潜在能力の発掘に大きく寄与しています。
・木造建築の構造をあらわし、内装をシンプルにし、広い空間としています。園児が日常的な狭い空間から心も身体も開放されるおおらかな保育室としました。
・風致地区に適するよう、伝統的な自然素材を使用した規模と外観の建物にしました。自然素材により、園児や働く保育士の健康的な環境の安全を図ります。
・保育室の木製引き戸の出入り口や木の柱や床は、大きな怪我につながりません。また、全保育室は1階にあり、避難などの安全性も重視しています。
・木造建築は、建築上の強度、耐久性、耐朽性、感触、視覚、調湿性、吸音性などに優れたものを有しています。
起伏をつくる
(築山、登れる木、みそ樽の小屋)
実りが見つかる
(実のなる木々、四季の彩り)
水にふれる
(自然のビオトープ)
自然の恵みをおかりする
(風の通りぬける園舎、太陽熱温水器、揚水風車、 井戸水散水設備、雨水利用)
自然を大切にする精神を育てる
( 自然の恵みに感謝する、自然を活用する方法を学ぶ、 自然を大切にする心を育てる)
自然エネルギープラン
太陽熱温水器 (太陽)
太陽光発電に比べて、エネルギー効率が良く、コストも安価な太陽熱温水システムを南向き屋根に設置し、給湯の省エネルギー化を図ります。
揚水風車 (風・水)
この土地の持っているポテンシャルを最大限に生かして井戸を掘り、揚水風車で汲み上げ、流れと池をつくり、自然な親水空間をつくります。
井戸水散水設備 (水)
井戸水を穴あきパイプに流し、夏の冷房時の省エネルギー化に寄与します。
雨水利用、風通し (雨・風)
雨水タンクを設置し、植物の水やりなどに使うことによって、
園児が自然の循環システムと水の大切さに気づくようにします。
できうる限り、下窓と高窓を保育室に設け風通しをよくし、園児にも建物にもよい空間づくりをしています。
なお、高窓は室内に光を取り入れることができます。
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