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環境ホルモンとは
外因性内分泌撹乱化学物質を環境ホルモンといいます。 環境中に放出された化学物質で、生体内に侵入してホルモンと同じように働き、その正常な作用をかく乱して妨げるものです。そのような化学物質の中には、体に入って女性ホルモンのように作用したり、男性ホルモンの働きをじゃましたりするものがあります。 これらは生殖機能の異常、免疫力の低下による健康障害や行動の異常に現れます。
☆住宅建材、塗料、接着剤に使われている環境ホルモン 壁紙(ビニールクロス) ・・・DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル) 合板(接着剤や仕上げ塗料) ・・・クロロベンゼン類 畳(ポリスチレンフォーム製)・・・スチレン フローリング ・・・BBP(フタル酸ジブチルベンジル) シロアリ駆除 ・・・合成ピレスロイド ペンキ ・・・クロロベンゼン
壁材や床材などのほかにも、塗料や接着剤などに、多くの化学物質が使用されており、 こうした物質の影響で、熱やせきが出たり、気分が悪くなるなどの症状が出る場合もあります。
※参考文献:「環境ホルモンから子どもたちを守るために」著者 井口泰泉 素朴社
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